不登校になったきっかけはありますか?
#153
ご覧いただきありがとうございます。
i.threeのかねやまです。
よく聞かれる質問シリーズ
「不登校になったきっかけはありましたか?」
今日は息子が不登校になった時のことを思い出して
少しだけ書いてみようと思います。
これ!といったものはありません。
ずっと学校という組織の中でしんどい中騙し騙し頑張って頑張っていました。
その中で色んなことが重なって重なって
もういっぱい!いっぱい!っとなって‥‥という感じでした。
とどめがこれだった!というのはあっても
これが原因で突然!という事はなかったです。
様々な事が積み重なって積み重なってそうなった
という風に感じています。
「何かあったの?」
と聞きましたし
「○○のことかな?」
と思い当たることを何個も聞いてみました。
どれも「うん」とは言わず
「わからない・・・」と。
とどめとなった出来事もその時は私にも言いませんでした。
(精神的にかなりつらい出来事で、その時の本人は忘れていて中1のころ急に思い出してわかりました。)
原因がわからない。
だから対処ができない。
その時はそう思って不安で心配でたまらなくて。
焦ったりもしました。
でもね、振り返ってみて思うに
原因なんてどーでもいいんです。
どーーーーーーでもいい。
何が原因でも子供にすることは変わらない。
辛い時は寄り添って
何かやりたい!というなら信じて背中を押す
危ない時には注意する
心配な事があるなら伝える
子供が落ち込んでいる時は励まして
そして、ただそこに存在し見守ること
これは
不登校だろうと
そうでなかろうと
発達凸凹であろうと
そうでなかろうと
ひといちばい敏感な子であろうと
そうでなかろうと
なんにも変わらない
単なる「子育て」ですよね?
学校に行けるようになったきっかけはありますか?
の時にも書いたように
不登校だから・・・というのは「子育て」に関係ないと思うんです。
あるとしたら、送迎・付き添い・学校とのやり取りなど
そういったことは不登校特有の大変さはあるかと思いますが
それぐらいであとは単なる「子育て」なんです。
「不登校」というラベルに
なんか大変!特別に何かしなきゃいけないんじゃないか?
といった気持ちになりますが
本質はそうだと思っています。
こんなこという私も当時はもう真っ暗闇にいるような気持でした。
前も後ろも右も左もわからない真っ暗闇の中にいるような気持でした。
すごく孤独だった。
いっぱいいっぱいいーーっぱい泣きました。
自己犠牲してなんぼだと思っていました。
全部自分のせい、自分が至らないからだと思っていました。
頑張って頑張って空回りして、
おぼれているような、
息を吸っても吸っても吸えている気がしなくて、
とにかく苦しかった。
でも、そんな私がこうやって今、笑う事ができて
前向きに発信することができていて、
子供も学校に行っています。
(浮き沈みはありますが。)
今このblogを読んでくださっている方の中に
不登校のお子さんをもつお母さんがきっといると思います。
そのお母さんに伝えたい。
大丈夫、きっときっと大丈夫。
渦中にいると見通しがつかず、苦しいと思います。
いつまでも続くように感じるかもしれません。
でも必ず必ず道は開けるから。
大丈夫。
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